Work sheet

−−服部靜明週間日誌--
11月10日(月)  ◇直子ママから電話が入った。 
 “霧湖”の20周年に一緒に行くことになっていたのだが 
その日程調整である。 
  
「いつだった?」と聞かれた。 

 今週の木曜日か金曜日。 
 「じゃあ金曜日がいいわ」 
   

◇なんだか体調がおかしい。 
 生あくびが出て、やる気が出ない。 
 身体がだるく、かといって眠いわけでもない。 
 額とか頭の当たりの皮膚感覚がないようだ。 
 そういえば、朝のヨーグルト。これも味がなく、 
 なんだか酸っぱく感じた。いつもならやらないのに、 
砂糖を入れて食べたのだが…。 

 ソニー保険のN君と明日の夜の打ち合わせをする。 

 TクリニックのMさんと、 
わたしの知人との会合のセッティングをすすめた。 
来週ということになった。 


◇“魚忠”でランチ。 
 客が少なかったこともあり、 
カウンターの気安さから板さんと久しぶりに寿司の話をした。 
  
「これ、食べてみて」とカンパチの柚子醤油漬けを握ってくれた。 
 甘味がある。 
 カンパチの臭みが消えている。 
 肉が柔らかくなっている。 
 「どう?」と聞かれたが、うまい。 
 カンパチの厚味のある肉の歯ごたえと臭みが好みなひとは別にして、 
美味しかった。 
 わたしなら、このカンパチの漬けを注文するだろう。 

 食事をとったせいか、元気になった。 
 吐き気がしていた不安定な体調も、なんとか回復したようだ。 

◇「雨の日のエッセイ」を書き上げた。 
 次こそは、エロ脱却路線をめざしている。 
 素敵な地下鉄での出会いがテーマである。 
 さて、服部エロワールドは影を潜めたのかどうか、 
 いま暫くお待ちを。 
 雨が降ったらホームページに載る予定です。 


◇日本ライフサポートの伊藤社長来社。 
 斉藤が「新進企業」で取材した。 
 スズケンにいた人物らしい。 
 ストライプのスーツを着こなしたいい男である。 
 手みやげに「むらさきや」の羊羹をいただいた。 
 桐の木箱が好い香りを醸し出してくれた。 

 エアポートウォーク名古屋の原稿を書き上げる。
11月11日(火) ◇川村会長、柴田、岡田と中駒産業に行かれる。 
 中島社長の自宅での対談である。 
  

◇R社の黒野君、来社。 
 突然、営業部隊に異動したという報告だ。 
 これまでのシティホテルの営業と、 
首都圏の同社のフラッグシップとなる商品の販売とは 
まるで世界が異なる。 
 大変だろうが、頑張れ。 
  
わたしが彼への餞の言葉として送ったのが 

「捨て駒に成り下がるな。生き抜け。なんとしても勝ち抜け」 
という言葉だった。 


◇御器所の“まどか”で食事した。 
 人気店で予約を取らないと入れない。 
 この日も開店前に入り口で二人の女性が待っていた。 
 「あのう、この店は、予約してないと入れませんかね」 
 まずわたしに、予約されてますか、と尋ねたあと、 
こう切り出してきた。 

 電話番号がわからなくて、とりあえず来たのです。 
 入り口が開いて、この店の奥さんが暖簾をかけ、 
ドアを開け始めると、婦人達は奥さんに尋ねた。 

 「はい。申し訳ないのですが、今日は予約で一杯で、 
  早ければ12時半くらいにならお席がご用意できるかも…」 

 婦人達は諦めて帰り支度をした。 
 そのときわたしは思わず声をかけた。 
 「あの…。青森の人ですか?」 
 婦人の顔から緊張が弾け飛んだ。 
 「はい。わかりますか」 
  
  この言葉、文字では普通だが、津軽弁ではイントネーションが異なる。 
  「わたしは30年くらい前にキャッスルホテルにいたんですよ。 
  3年ほど」 
  
 「あらあ、そうですか。キャッスルホテルに、ね」 

  そんな話をしていたから、待ち合わせの友人が、 
  まさかわたしだとは気づかなかったらしい。 
   
  ともあれ、わたしは美味しく食事をいただいた。  
  
 入り口を入って、わたしは確信した。「あ、来たことがある」 
 カウンターに座って「あ、やっぱりここだ」 
 システムエンジニアの友人、浜田悦子さんに 
 連れられて来たことがある。 
  
 3年… 
 いやもっと前かな…。 

 ついでに書いておくと、 
 わたし達のとなりに座った二人連れのひとりが、 
 あろうことかわたしの連れの知り合いであった。 
 だからわたしの背中越しに二人が挨拶を交わすことになった。 


◇“アンジュ”のホームページ用の記事作成のため、 
 まり先生に聞き取り。 

 あ、そのための移動中の地下鉄車内で、 
 わたしの正面に座ったひとに記憶があった。 
  
 名前までは鮮明に思い出せなかったが、 
 とにかく目があったときに黙礼した…か、 
 それともVサインをしたのか定かではないが。 
  
 と、彼が立ち上がってわたしのほうにやってきて、 
 「おかげさまで仕事は続いていますが、ボチボチです」 
 名刺をくれた。 
 「幸せ配達人」とある。 
 ふざけた名前だが、これがマジなのだ。 
 会社名はクライムキューブ。花嫁テレビがメイン商品だ。 
 少し説明すると、グアムやハワイで挙式しているとき、 
 その映像をビデオ録画するというのはよくあるが、 
 ここは同時配信するのだ。 
 日本に居ながらにして現地のいまの様子が画面から見ることができる。 
 そんなサービスだったと記憶している。 

  
 そのあとソフトバンクでケータイの修理の相談。 
 なんだか、込み入っていて大変だったから、 
 このときの会話のやりとりは、もう書きたくない。 
 頭の中がごちゃごちゃになりそうで、いやなのだ。 


◇『週刊大衆』の記者から取材を受けた。 
 名古屋経済失墜の現場は…。 
 なにしろそんな大仰なタイトルだった。 
 実際に誌面に載る際はどうなるか知らないが。 
 ともあれ、わたしは会社名と名前が付いたコメントを提供した。 
 次の号になると思う。わたしも楽しみだ。 

◇酒井洋君が始めた洋食店に、 
 記事を作稿する際にお手伝いしてもらった華菜子さんとでかけた。 
 錦三なのだが、すぐ北には桜通が走っている。 
 つまり錦三が来たに向かって拡大しているという証拠かも。 
  
 店の名前は“さかい”。 
 カウンターとテーブルが2卓。広くて開放的な店である。 
 食事はそれぞれが小振りなので、大食漢には不向きな店だ。 

 サーモンのデュイパッチョ、ミネストローネ、 
 キッチュのグラタン、パン、デザートを 
 二人でシェアして食後の紅茶と、飲み物はジンジャエール。 
 これで代金8000円程度。 

 このあと某ソニーグループの野々垣氏と 
 来週のラジオの打ち合わせを錦三のお店でする。 

◇『誰も国境を知らない』を読み上げた。 
 これは新年号「読書特集」に取り上げる予定だ。 
11月12日(水)  ◇12月号の自分の原稿の自慢をするようでなんだが、 
 「これ以上書けない」の『「蒔田浩平」のこと』は、 
  自分でいうのもなんだが、ちょっとイイ話に仕上がった。 

  もうひとつ。 
 「血液型なんか怖くない!」もまた、 
  これはこれでわたしの好きな文体で仕上がって、プチ自信作。 
  是非、目を通していただきたい。 


◇東弘のわが社担当の佐野君が 
 新しく中部支社長に就任した倉坪雅之さんを伴って来社。 
 表敬訪問を兼ねた仕事の話だったので塚本部長に一任した。 


◇山下さんからメールがあった。 
 「たまにはランチしましょう」と云う。 
  場所は地下の喫茶店。時間も指定してあった。 
  利恵さんという可愛い女性が一緒だった。 
  
  わたしは、迷ったあげく鉄板のスパゲティをいただいた。 
  いわゆる名古屋で「ナポリタン」と称するものだ。 
  鉄板の上に卵焼き、そうしてケチャップ仕上げの太麺のスパゲティ。 
  ウィンナは定番。 
  

◇成田俊一さんが来社。 
 原稿と写真を持参。 
 とにかく、このひとはメールの送り方を知らない。 
 とゆうか、原因はわが社のパソコンにある。 
 成田パソコンは新型。当社は旧型。 
 だから当社の都合で開くことができないのだった。 

 記事は「名古屋タイムズ」休刊の件。 
 これが意外と泣かせる文章で、いい。 
 これも是非とも読んで欲しい記事である。 


◇“なつめ”の加瀬文恵マダムインタビューで、 
 柴田と共に“ヌフ”に行く。 
 いつものようにお元気なマダム。 
 「ラジオに出て下さいね」とお誘いした。 
  
 「ではわたし6時から約束があるので…」と帰られたので、 
  柴田と二人、ヌフの美味しいお食事をいただいた。 
  
  お土産に“加瀬”のひつまぶしもいただく。 
  『なつめの流儀』は署名本をいただく。 

◇“クリエ”でお茶をしながら、マダムの本に目を通す。 
 時間を見計らってスタジオ入りすると、 
 すでに古田さんがスタジオ入りされており、 
 今日の担当の野崎さんと打ち合わせの最中だった。 
 楽しい話だったから、1時間があっという間。 
11月13日(木)  ◇晴。 
 太陽光線がまぶしいくらいだ。 
 空は青空が広がっている。 

 先週もそうだったが、きょうもまた夕方まで、 
 スケジュール帳は真っ白である。 
  
◇山崎会長への質問状を作成し、送る。 
 意外と内容の濃いものになりそうである。 

 ランチはオムライスと、食後はチョコムース。 

◇午後、グリンテックの中島社長から 
 海外のコインの「詰め合わせ」をいただく。 
 国別に袋に分けられており、うれしい限りである。 
  
 ちょうど山下さんとの口利きがあったので、 
 時間をあわせてお二人に来ていただいた。 
 このときの会話は、ここでは書かない。 
 というか、書けない。 

◇西尾氏から連絡が入り、 
 ゲンズとの調整を打診されたので、快くお受けした。 

 I氏から連絡が入る。 
 「相談したいことがあるので、来週ランチ一緒にどう」 
  と誘われた。国際ホテル地下の“銀坐”でセット。 

◇森川さんとお茶。 
  
 そのまま、二人で、 
 丸善ギャラリーでの「楽描会」懇親パーティに出席する。 
 谷口、後藤が先乗り。 
  
 越山先生とは大昭会での西さんのコンサートの打ち合わせ。 
 あわせて以前からの積み残しであったラジオ参加も打診する。
11月14日(金) ◇晴。 
 青焼きの当日。出張校正である。 
  
 覚王山の“ウィスリー”でランチ。 
 さすがにお客は女性ばかり。哀しいことなのか、 
 これが普通なのか、男の客はわたし一人であった…。 
  
 日泰寺参道のレストランの散策のあと、日泰寺でお参り。 

 覚王山アパートを見てくる。 
 日射しが強く、へばり気味で、 
 地下鉄入り口付近で知人の老人と会う。 

 「わたしの個人的オフィスがここにあるから」 
  と話してくれたが、 
  多分彼はわたしのことをはっきりと分かってないはずだ。 
  わたしもまた、 
  よくお会いする人だがどこの社の名前も不確かなので、 
  どっちもどっちだが…。 

◇東京の高山さんから京都祇園の呉服屋・山本さんの紹介を受ける。 
 来週金曜日にお会いすることにした。 


◇加瀬文恵マダムからいただいた署名本『なつめの流儀』 
 を読み進む。 

 五時から週礼。 
 今日は編集企画の安田の当番。 
 来月から編集企画部次長に昇進すると発表。 

 続いて「新年号」の編集会議。 
 ついでに11月号の「池下グルメランチ大研究」の感想を 
 各自から聞いた。 

◇浅井さんから連絡があり、広小路通りの焼鳥屋で食事。  
 そのあとライブハウス“ドキシィ”で桑名正博のライブに顔を出す。 

 次の約束があったので1曲だけ聞いて帰る。 
 曲のタイトルは確か“ディア・マイ・フレンド…” 
 だったような気がする。 

 国際ホテルで直子ママと待ち合わせ。“霧湖”に行く。 
 伊万里焼の藍鍋島の陶器の携帯ストラップをいただく。 

 “美妙”に行き、“花路”に顔を出すも、満席なので日をあらためる。   “荘”に行くとママが風邪でダウン。 
 “小石川”に行く。 
  
 ここで鵜飼さんとバッタリ。 
 そのため、“栴檀”に行くことになった。 

 なんということだ。 
 焼鳥屋から始まって、今日は7件も梯子したことになる…。