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| 美食往来 | |
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「あつた蓬莱件」 |
名古屋市熱田区神宮2丁目10番26号 |
| 変わらない味を伝えていく鰻料理屋 | |
| いつ行っても行列のある鰻料理の店「あつた蓬莱軒」。 昭和23年熱田神宮境内内に割烹料理の店として出店。熱田神宮に参拝に来た客で賑わっていた。しかし、平成八年に約50年続いていた店を移転することに。「蓬莱軒は熱田神宮にあるべき」と多くの客の声により、地域の人たちが協力をし現在の熱田神宮南門を出てすぐのところに移った。店内は木を基調とした明るめな感じのつくりになっており、かすかに覗く庭の和の雰囲気に落ち着きながら食事を楽しめる。 一番人気なのは名物のひつまぶし2520円。 備長炭でふっくらと香ばしく焼き上げられた蒲焼を細かくきざみ、創業以来守り続けているうまみが凝縮された秘伝のタレをよくしみ込ませ、ご飯の上に盛り付ける。 そのままで、薬味で、茶漬けで3回味の変化を楽しめるので、飽きることなく繰り返し来る人も多い。 単品料理では玉子焼きの中に鰻が入っているうまき、鰻の酢の物のうざく、鰻一本に一つしか取れない新鮮なものを焼き上げた肝焼(それぞれ840円)などが人気があり、単品料理を頼む殆どの人が注文するほど。 三河産の最高級の鰻を使っているのでやわらかく、あまり得意でない人でも食べやすい。 お酒もビール、日本酒、焼酎など鰻の料理に合うものが揃っており、ここでしか頼めないお酒も存在する。 一階のテーブル席と二階の座敷と合わせて一二〇人まで入ることが可能。 「現在の本店、神宮南店、松坂屋店の三店舗からさらに出店することは考えていません。今の味を大切にして、これから先も引き継いでいければと思っています」と女将さんは語る。 変化の多い時代に、守り続ける強さのある料理に人は引き寄せられるのではないか。 |