|
◎積極新規出店で既存店カバー/JBイレブン
ラーメン、中華料理を中心に提供する飲食チェーン。名古屋市に本社を置き、2006年12月に名証セントレックスに上場した。
愛知県東浦町で1971年に15席のラーメンとお好み焼きの店を出したのが出発点。81年に株式会社「十一番」を設立。94年に現在の社名に変更した。ラーメンの「一刻魁(さきがけ)堂」「亀松」、中華料理を提供する「中華食堂」、「龍虎餐房(ロンフーダイニング)・龍虎厨房(ロンフーキッチン)」「J・B・Chang(ジェイビーチャン)」の5業態を展開する。
店舗数は07年6月期末で計51店舗。今期は7店を新たに出店し、愛知県36店、岐阜県8店、三重県5店、静岡県2店となった。多店舗展開する主力の「一刻魁堂」、「中華食堂」は、郊外の幹線道路を中心に立地。ほかの三業態はショッピングセンターなどに出店している。関東圏、関西圏への店舗展開も視野に入れている。
上場後初となる07年6月期決算(単独)の売上高は、新規出店効果で前期比5.0%増。「中華食堂」で季節メニュー、「一刻魁堂」でディナータイム向け新メニューを投入し、営業強化を図ったものの、外食産業の競争激化や中食(なかしょく)との競争などが影響し、既存店の売り上げが鈍った。
08年6月期は、さらに新規12店を出店する計画。売上高は15.8%増、経常利益は12.4%増を見込むが、積極的な新規出店に伴う人材確保が当面の課題となる。
◎ダイエット器具ヒットで黒字転換/プライム
テレビ通販を手掛ける新興企業。1995年の設立以降、ダイエット用健康器具などの販売で事業を拡大し、2000年にジャスダックに上場した。名古屋市に本社を置く。
事業展開の要となるのは、地上波や衛星放送、ケーブルテレビでの商品紹介番組の放映。通常のコマーシャルよりは長い、3〜60分間の番組を制作し、視聴者にダイレクトに宣伝する販売手法を取る。広告・放送業界では「インフォマーシャル」(コマーシャルとインフォメーションの造語)と呼ばれ、近年盛んになっている。
外国人モデルを採用した米国風の番組演出で、売り上げを伸ばした商品も多い。特に「アブフレックス」(96年)や「アブトロニック」(2002年)などのダイエット用器具シリーズが人気を集めた。
2007年6月期は、電動振動を利用したダイエット用器具「スレンダーシェイパー」(販売価格1万3800円)が約27万台(約37億円)を売り上げるヒット。超音波を取り入れた「NARLボディデザイン」の売り上げも好調で、06年6月期に連結決算に移行して以来、初めて黒字に転換した。
インフォーマーシャルの宣伝手法が消費者に定着しつつある中で、今後も美容、健康、フィットネスをテーマにした商品開発を続ける方針。さらに、テレビショッピングでの宣伝効果を生かしたインターネットや小売店での販売にも力を入れる。
|