|
北京在住が長くなったためか、中国人と見間違えられることが当たり前になった。
自分では日本にいるときと同じ格好をしているつもりだが、中国在住が2年を過ぎてから日本人と見られることはまずなくなってしまった。
中国人の外観は経済発展に伴いかなりおしゃれになったものの、ファッションの違いもあり普通は一目見れば日本人と中国人の見分けはつくはずだ。
仕事場の出入り口には、ガードマンが24時間交代で立ってチェックしている。私は当然毎日出入りしており、いわば「顔なじみ」だ。
しかしある日、同僚と一緒に入ろうとしたら私だけ身分証明書の提示を求められ「お前は中国人に間違えられたんだ」と笑われた。 同僚は中国滞在が五年近くと私よりずっと長く、かなり”中国人化”しているはずなのだが。
私がなぜ中国人と間違えられやすいのか中国人の友人らに聞いてみたら、ある友人は「あなたの髪形(ほぼスポーツ刈り)が中国人に多いから」というが、スポーツ刈りをした日本人が中国人と間違えられやすいかと言えば首をかしげざるをえない。別の友人はじっと私の顔を見つめた後、「うーん。何となく漂う雰囲気かなあ」。
ただ、わたしが中国人と見間違えられることを嫌がっているわけではない。時と場所によっては日本人と見られると不都合な事も多いのがこの国。
例えば出張先でマッサージなどに行った場合、日本人と知られればボラれるケースも多いので、中国人になりすまして難を避けることができる。もちろんその逆もあって外国人扱いされずに困ることもあるが。
ところで先日一時帰国した際、日中間の女性の違いを再発見した。 帰国する度に感じるのだが、日本到着当初はどの女性もきれいに見える。というのは日本の女性は化粧がうまいからだ。特に若い女性は化粧とはっきり分からせずに自分をきれいに見せる術を良く分かっていると感心する。逆に言えば見慣れてくると、どの女性も似たような雰囲気で皆同じように見えてしまう。
その点、中国の女性は「ピンからキリ」まで幅広い。
個人的に厚化粧が嫌いなせいもあるが、化粧を塗りたくってかえってどぎつい印象を与えるケースもあれば、目の覚めるような美人も少なくない。
端的に言えば、日本の女性は比較的それなりのレベルに収まっているのに対し、中国の女性はまさに「格差」を象徴している。
性格も同じような傾向を感じており、個人的には”個性的な”中国人女性の方が魅力的だ。こんなことを言っているから中国人と見間違えられてもおかしくないのだろう。
|